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【Amazon出品者向け】商品画像要件と売上を伸ばす撮影方法を解説

更新日:2023年01月25日

Amazonで売上UPするための商品画像撮影のコツを解説します。動画・画像要件からおすすめの商品写真の枚数やデザインをまとめました。また、ご自身でAmazon向けの撮影する際のコツや外注・委託する場合の方法も紹介します。

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Amazonの出品に必要な商品画像とは

Amazonの商品画像はメイン画像とサブ画像の2種類に分かれます。各商品詳細ページには、最小1枚、最大9枚の商品写真を入稿することができます。ただし、8、9枚目は「画像をクリックして拡大イメージを表示」をクリックすると表示されます。

Amazonのメイン画像とは

Amazonのメイン画像は、Amazon内の商品詳細ページで一番最初に表示される商品写真です。メイン画像は、商品詳細ページ以外にも検索結果や商品レコメンドのサムネイルにも表示されます。最もAmazonユーザーの目に入る写真であり、その分入稿ルールが厳密に定められています。

Amazonのサブ画像とは

Amazonのサブ画像は、PCの場合は商品詳細ページでメイン画像の左横、スマホの場合はメイン画像を横スクロールすると表示される商品画像です。商品写真以外にも商品を説明するテキストや利用シーンのイメージ画像なども入稿できます

Amazonの商品画像が大切な理由

検索結果ページや商品レコメンドを見ているユーザーは、メイン画像の商品写真のみでどの商品をクリックするか判断するため、自社の商品ページへのクリック率を上げるためには消費者の目を引く商品画像が必要なのです。
また、鮮明で高品質な画像によって、購入検討者に対し商品の詳細を正確に示すことで購入率UPも見込めるでしょう。逆に、不鮮明な写真や不正確な情報の写った画像は顧客からのクレームの要因になります。

Amazonの商品画像要件

しかし、目立てば良い訳ではなく、Amazonの商品画像に関するルールを守る必要があります。もし要件を満たしていないと判断されると、Amazon上で商品情報を掲載できない、検索結果に出ないなどの制約・ペナルティを受ける可能性もありますので注意しましょう。※最新情報や詳細はAmazonの商品画像要件ページをご覧ください。
白抜き画像については以下記事で詳しく解説しています。
白抜き・白背景の写真とは?必要な機材や撮影手順、写真編集ツールまで徹底解説

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全商品写真に共通の画像要件・サイズ

商品写真を掲載する際に、すべての商品に共通する基本ルールは以下です。

・画像の85%以上を商品が占めていること ・商品名と一致した画像を掲載すること ・画像は、JPEG、TIFF、GIFTのいずれかのファイル形式であること(JPEG推奨) ・鮮明な写真であること ・画像は、長辺が10,000ピクセルをオーバーしないこと (一部抜粋)

メイン商品写真の画像要件

前述の共通の画像要件とは別に、メインの商品写真は更に厳格な要件が求められています

・純粋な白の背景を設定していること(RGB値:255, 255,255) ・商品の上部や背景に、テキスト・ロゴなどの文章やイラストのグラフィックが配置されていないこと ・1つの商品を複数アングルから撮影した商品写真はメイン写真としては使用不可 ・販売する商品全体が映っていること (一部抜粋)

更にアパレル関連は細かい画像要件が決まっています。

・洋服のメイン画像は、人間のモデルが着用するか、平置きでの撮影になります。 ・マネキンを使う場合、マネキンは一部分でも見えてはいけません。※透明なマネキンは、商品が不明瞭にならない限り許容されます。 ・モデルを使用する場合は、モデルが立った状態であること(座ったり横たわったりしている写真は、メインとしては使用不可) ・キッズ&ベビー服はモデル着用での撮影は不可です。平置きするか、商品全体が見える限り透明のマネキンを使用します。 ・シューズのメイン画像では、1つの靴を左向きに45度の角度で表示する必要があります。

禁止事項

Amazonの商品写真には禁止事項もあります。

・商品名と一致しない画像を掲載すること ・不鮮明な写真を掲載すること ・ヌード、性的なものを示唆する写真を利用すること

Amazonで売れるための商品撮影のポイント

Amazonの商品画像のおすすめ枚数は?

Amazonの商品画像は、商品写真6枚と動画1つがおすすめです。掲載枚数が多ければ、消費者の「商品を手に取って見れない」という不安を解消できるはずです。
一方で、最大入稿枚数は9枚ですが、8、9枚目は「画像をクリックして拡大イメージを表示」をクリック後に表示されるため、ほとんど見られることはないので無理に撮影する必要はありません。

Amazonの商品画像でおすすめのデザイン・写真は?

鮮明な正面・白背景写真

正面の商品単品写真は、メイン画像で使うため必ず必要です。背景は白にするか白抜き(背景を削除)で商品の輪郭や詳細が鮮明に写るようにしてください。

様々な角度から撮る

単品写真は、正面に加えて上からや裏側の撮影もおすすめします。どのアングルで撮るべきかは、実際にお客様の手元に商品があったらどのように見られるのかを考えると良いでしょう。

特徴や機能、内側にフォーカスして撮る

商品の機能の訴求も消費者にとって購入の決め手になります。例えば、バッグであれば、内ポケットの数や入る物の大きさなどが気になるはずです。上記写真では防水をアピールするために水を吹きかけて撮影しています。

商品解説動画

2021年秋から一般のAmazonセラーでも日本で動画の入稿も利用できるようになりました。
消費者の96%が製品動画が購入検討に役立つと考え、オンライン買い物客の5人に4人が、動画が購入に影響したと回答しています。(VideoReviewLab参考)まだ日本国内では動画を活用しているブランドは少ないため、競合に差をつけるためにも投稿をおすすめします。
動画投稿の要件は以下です。

・ファイル形式:movまたはmp4 ・ファイルサイズ:5GB以内 ・画質: 最も高い画質(最大1080p)がおすすめ ・サムネイル画像: 自動的に作成されますが、置き換える場合はjpgまたはpngで入稿 ・ビデオのタイトル: ビデオの横に表示されるタイトルを記載 ・関連するASIN: ビデオに関連する商品を選択する

Amazonの商品動画要件についての最新情報はこちら

人が利用しているシーンを撮る

商品とともに人物が写っている画像もおすすめです。購入検討者は商品のサイズ感を理解しやすく、また実際に商品を利用するシーンや商品の効果・ベネフィットを理解しやすくなります。
【モデル撮影】商品写真でモデルカットを撮るための5つヒント!モデルの見つけ方から撮影アイデアまで

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イメージカット

商品の魅力や世界観を表現した写真をイメージカットと呼びます。Amazonのサブ商品画像で、商品に興味を持ってくれた消費者の「購買意欲を高めること」が目的です。
メイン画像では商品自体を正確に伝えることが大切な一方で、サブ画像では商品の世界観やブランドイメージを伝えます。背景をカラフルにしたり、植物を横に添えたり、おしゃれなテキストを追加するなど自由に創造してください。
【イメージカットの撮り方】インスタ映え撮影アイデア13選と商品別の物撮りポイント

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売れる商品写真の撮影方法とは?ECの売上を成長させる11個の撮影ヒント

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比較表・サイズ表

インフォグラフィックや商品を紹介するテキスト、比較表やサイズ表は、お客様が購入検討する上で重要な情報です。特にサイズや色違いのある商品(洋服や靴など)はサイズ・比較表画像の入稿をおすすめします。

Amazonの商品画像を自分で撮影する際のポイント

自宅や一般的なオフィスなど専用の撮影設備がない場合でも、日用品や100均の道具を使うことで商品撮影はできます。本記事ではAmazonの商品撮影について特化してお伝えしますので、物撮りの基礎的な方法については以下記事を参考にしてください。
【自宅で物撮り】8つの商品撮影アイデアと商品ジャンル別で撮り方のコツを解説

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スマホで見られることを意識

インターネットの8割がスマートフォンから閲覧されています。スマホの小さな画面でも見やすい写真になるようにしましょう。Amazonの商品ページに商品写真を投稿したら、都度スマホでどのように見えているのかについて確認すると良いです。

写真に占める商品自体の割合を大きく

商品自体が写真の多くを占めるようにしましょう。写真の余白が大きいと検索結果で商品が小さく見えてしまいます。写真の端や角に気を配り、フレームいっぱいに収めつつ被写体が切れてしまわないようにしましょう。

ズーム機能を利用できるサイズを入稿

ズーム機能は、商品写真にカーソルをあわせると部分的に拡大される機能です。細かいデザインを見せたいアパレルやインテリア雑貨などでは購入率が高まる可能性があるためおすすめです。商品写真の左右幅を1,000ピクセル以上にすれば利用できます

投稿後の反応をチェックする

商品画像は継続的に改善することが重要です。角度や添える小物の有無などで、売上が大きく変わる場合もあります。
商品ジャンルや自社の商品がターゲットとする顧客層によって、適切な写真は異なるため異なるため模索していきましょう。模索する方法としては、事前に多くの商品写真を撮影しておき、一定期間ごとにABテストを行うと良いでしょう。(※ABテスト:数種類のクリエイティブパターンを配信し、成果を比較することで最良のクリエイティブを検討していく手法)

Amazonの商品撮影に特化した商品撮影会社5選

より高品質の写真を撮るためには、物撮りのプロへの委託もおすすめです。Amazonの画像要件を理解していますし、撮影後の文字入れや白抜きなども作成してくれるでしょう。ここではAmazon撮影に適した撮影会社を紹介します。

商品を送付するだけで理想的な写真を撮影できるTORUN

TORUNは、商品の魅力を引き出すノウハウをもった商品撮影代行業者です。ECサイトでの実績が豊富で、Amazonでの商品販売に適した写真の撮影にも対応しています。Amazonを含め、ECサイトでの実績豊富な責任者がサポートしているため、売り上げアップについて課題を感じている方には特にオススメです。
TORUNの最大の特徴は、商品を送付するだけで売り上げアップに効果的なカットを撮影してくれることです。商品撮影に時間が取れない方や技術面で自信のない方は、ご相談してみてはいかがでしょうか?1カット380円~の低価格でプロカメラマンによる売り上げアップに最適な写真が入手できます。
またAmazonの出品代行等にも対応しているため、幅広く頼りになるサービスです。

Amazon用特化型プランのある株式会社バーチャルイン

株式会社バーチャルインは、バリエーション豊かなプランを取りそろえる商品撮影代行業者です。その豊富なプランの一つが「Amazon特化型プラン」です。
Amazon特化型プランのなかにも、目的やレベルに応じて撮影のみを依頼できるプランや担当ディレクターによるディレクション付きのプランなど、さまざまなプランがあります。ホームページには、撮影写真の見本が多数掲載されているため、ホームページを見て判断するのもよいでしょう。

Amazon商品ページ作成サービス株式会社NEXT ONE

株式会社NEXT ONEは、Amazon商品サービス作成プランを設けているECサイトサポート業者です。株式会社NEXT ONE自ら、ECサイトを運営しており、そのノウハウを生かしたプランを展開しています。
・転換率(ECサイト訪問数のうち購入に至る確率)
・Amazon内でのSEO
・面倒な手間不要
以上の3つのポイントを押さえたサポート業務に定評があります。
商品写真撮影だけではなく商品ページのすべてを任せられるため、何から手をつけてよいのかわからないという方にオススメの事業者です。電話サポートにも対応しているため、わからない点や不安な点を一つひとつ確認しながらAmazonページを作成できます。

Amazon対策に特化した業者株式会社アスコスメ

株式会社アスコスメは、Amazon対策に特化した企業です。
・Amazon広告運用代行
・Amazon新規出品サポート
・Amazon商品ページ作成代行
・Amazon画像作成代行
上記の4つのプランを設けています。Amazonの商品撮影に関する規約・ルールに沿った画像を用意しつつ、自由度の高いサブ画像ではモデル撮影や字幕などを効果的に用いて、商品のイメージが伝わる写真を作成することを重視しています。つまり、撮影した写真をそのまま使用するのではなく、「売れるイメージ」にこだわって写真撮影をおこなっています。

撮影代行から商品ページ作成まで対応コムブランチ

コムブランチは、インターネットでの商品販売をサポートする事業を中心に運営されている2020年創業の企業です。事業の中心は、Amazonに出店するための商品写真撮影代行と、売り上げアップにつなげるための画像作成サポートです。
分かりやすい料金体系が魅力で、2つのプランでそれぞれ以下のように設定されています。
撮影代行:6カット5,000円~
画像作成:7枚セット12,000円~
人とのつながりやコミュニケーションを重視したビジネスを重視する姿勢を取られています。また、一つひとつの作業の丁寧さに定評がある企業なので、商品のコンセプトやターゲット層などについてしっかりと情報共有したい方にオススメの業者です。

楽天市場・Yahoo!ショッピングとの違い

楽天市場の商品画像規約 ・テキストの占有率は20%以内にする ・枠線の利用はしない ・背景は白基調か写真背景のみ

Yahoo!ショッピング ・テキストの占有率が20%以下 ・背景は白または写真背景(商品と一緒に撮影された背景) ・メイン画像へのアニメーションGIFは不可 ※一部抜粋

Amazonの商品画像規約についてもっと詳しく知りたい方は、以下記事も参考にしてみてください。
【2023年】楽天市場の商品画像登録ガイドラインと売れるポイントを解説!AmazonやYahoo!ショッピングとの違いも紹介

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まとめ

Amazonで自社商品の売上を伸ばすための商品画像について解説しました。商品写真は規約が多い反面、競合に差をつけられるポイントの一つです。本記事で紹介したAmazon商品画像の撮影の定石を踏まえつつ、自社商品にあった撮り方を見つけていきましょう。 またTORUNのInstagramTwitterでは割引情報や最新お役立ち情報を発信しているのでぜひフォローしてみてくださいね!
【Amazon商品画像】ブルーグース様の商品撮影事例紹介&インタビュー

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よくあるご質問

Q

商品撮影代行会社を探す際の注意点は?

+

A

商品撮影代行会社の料金体系は商品の数や必要なカット数、撮影プランやモデルの有無などによって大きく変わるため、気になる会社を見つけたら見積もりを依頼しましょう。注意点としては、カメラマンの技術料や撮影環境の賃料が料金に含まれていない場合もあるので、事前に確認するのをおすすめします。

Q

商品撮影・物撮りの料金相場はいくらですか?

+

A

簡単な撮影であれば、1枚あたり500〜2,000円が大体の相場です。一方で、宝石の撮影やモデルの着用撮影、ハウススタジオを使う場合は+5,000〜30,000円ほど追加料金がかかる場合もあります。また、時間単価で支払う場合は1時間あたり10,000〜25,000円ほどが相場となっています。撮影内容、枚数、商品ジャンルによって価格は変わるので、まずは見積もり依頼をしましょう。

Q

物撮りとは何ですか?

+

A

物撮り(ぶつどり)とは、商品のマーケティングに利用する商品写真を撮影をすることです。マーケティングのために使われる写真ですので「消費者の目にとまること」「消費者の購買意欲を湧かせること」「商品の情報を正しく伝えること」が求められます。

Q

商品写真とは何ですか?

+

A

商品写真とは、商品ブランドの販促のために撮影し、ECやSNS上で使用する写真のことです。インターネット上以外にも紙の商品カタログやポスターなどにも使われます。

Q

商品撮影の種類は何がありますか?

+

A

1. 単品商品カット 2. 集合商品カット 3. イメージカット 4. シチュエーションカット 5. モデル着用カット 6. スケールカット 7. 詳細カット 8. パッケージカット とTORUNでは定義しています。

Q

どのように物撮りをすればいいですか?

+

A

①背景紙など撮影グッズを準備 ②自然光の入る場所にテーブルを設置 ③テーブルの上に背景紙を置く ④ライティング(光の当て方)を決める ⑤商品をセッティングする ⑥カメラ・スマホの三脚にセット ⑦撮影 ⑧レタッチして完成

Q

商品撮影・物撮りに必要な機材は?

+

A

商品撮影・物撮りには、カメラ、三脚、背景紙、照明(自然光でもOK)、レフ板、ディヒューザー、小物の7つが必要です。