【写真の構図おすすめ13選】スマホでもおしゃれに撮るための撮影ポイントを図解
更新日:2023年01月25日
プロカメラマンも活用する写真の構図について解説します。おしゃれな写真を撮るための13個(初心者向け3つと中級者以上向けの10個)の写真撮影構図とその撮り方をまとめました。図解付きなので誰でもかんたんに実践できるようになるはずです。
目次
撮影初心者にもおすすめの簡単な写真構図
日の丸構図
一番シンプルかつ被写体が目立つ構図です。撮影方法は、メインの被写体をど真ん中に写すだけです。視線を一か所に集められるため被写体を強調することができます。
◯日の丸構図の撮影ポイント ・被写体周辺には物を置かない ・被写体が画面に占める割合を変えて、写真の印象を変える(画面いっぱいに被写体を撮るとインパクトのあるダイナミックな写真に、小さく撮るとかわいらしく控えめな写真になります) ・スマホやカメラのポートレートモードを使うと、被写体が更に目立つ&おしゃれに
三分割法
写真の縦・横をそれぞれ三分割して、線と線の交点または線上に被写体を配置して撮影する構図です。被写体が真ん中に来ない分、見る人に空間を意識させたり、雰囲気を伝えるのに適した構図です。人物や風景、物撮りなど幅広く使われています。
◯三分割構図の撮り方ポイント ・スマホカメラやカメラの三分割のグリッドを表示する機能を活用 ・基本は線の交点に被写体が配置すると良い
二分割構図
写真を横、または縦に分割したような構図です。地平線や水平線といった自然や街並みを撮影する場合によく使われています。
より写真構図にこだわりたい方向け(中~上級者)
対角線構図
撮影したい被写体を対角線上に配置して撮影する構図です。立体感や奥行き、躍動感を出したい場合に有効です。また全体的なバランスのとれた写真に仕上がります。基本的に2つの被写体で撮影する場合はこの対角線構図がおすすめです。
放射線構図(消失点構図)
写真のある一点から、放射線のように広がるような構図で、遠近感や奥行き、躍動感を表現したい場合におすすめです。街並みを撮影する際などによく使われています。
対比構図(大小パターン構図)
被写体を目立たせるために、比較対象も一緒に撮影する構図です。
三角構図
地を大きく、天を小さくすることで奥行きや安定感を出すことができる構図です。お寺やビルのような建物や自然での撮影でよく使われています。
アーチを使った構図
フレームの中にアーチを入れて、視線を「アーチの向こう側」へ向かせる構図です。奥行きを表現するのに有効な方法です。アーチ以外にも窓や木の枝など縁取る要素を写して撮影します。
サンドイッチ構図
撮りたい被写体の左右に非被写体を置き、中央の被写体に注意を引く構図です。
トンネル構図
トンネル構図は、被写体をトンネルの出口に置いて撮影する構図です。アーチ構図同様に奥行きを出すことができます。
リード線構図
リード線は見る人を画像内に誘導し、重要な要素に視線を向けさせます。上の例だと左から右へ自然と視線が動くよう誘導できます。
S字構図
アルファベットの形状にそって被写体を配置する構図です。上の写真の例はS字になっています。
フィボナッチ螺旋構図
上の黄色線のようなカタツムリの殻のような線を「フィボナッチ螺旋」と呼び、それに沿って被写体を配置する構図です。
その他の撮影・物撮り知識
カメラの設定・撮影スタジオの作り方
構図以外にも撮影のポイントはたくさんあります。被写体や環境によって以下の項目を変えるようにしましょう。
・ピント ・絞り値 ・ホワイトバランス ・シャッタースピード ・ISO感度
これらの細かい設定や自宅での撮影スタジオの作り方は以下記事も参考にしてみてください。

関連記事
【自宅で物撮り】8つの商品撮影アイデアと商品ジャンル別で撮り方のコツを解説
インスタ映え撮影アイデア
本記事で紹介した構図を踏まえたインスタ映えするための写真アイデアなどは以下記事で詳しく解説しています。

関連記事
【イメージカットの撮り方】インスタ映え撮影アイデア13選と商品別の物撮りポイント
高品質な商品撮影なら
この記事では自分でおしゃれに撮影するための構図について解説しました。今回紹介したテクニックを活用すればプロ級の撮影ができると思います。
しかし、一方でご自身で撮影する場合、それなりの時間もお金もかかりますし、商品の素材によってはかなり難易度が高いため、プロの撮影会社に依頼するのも良いでしょう。
オンライン特化の商品撮影・物撮りサービスTORUNは高品質なアパレル商品の撮影を低価格で提供しています!お気軽に無料見積もりをご依頼ください!
またInstagramではこちらの記事の図解Twitterでは割引情報や最新お役立ち情報を発信しているのでぜひフォローしてみてくださいね!
関連ウェビナー
よくあるご質問
Q
イメージカットのおすすめの物撮り会社は?
+
A
会社ごとに商材やシチュエーションの得意不得意があるのでまずは見積もりと実績を確認しましょう。オンライン特化商品撮影のTORUNならば追加料金なしでZoomなどを使いオンラインで立ち会いができるのでおすすめです。イメージカットも様々なシチュエーションに対応しています。
Q
イメージカットの撮影価格の相場は?
+
A
撮影内容にもよりますが、1枚あたり8,000〜20,000円ほどです。スタジオやモデルを使う場合は追加料金がかかる場合があります。オンライン物撮りサービスTORUNなら1枚6,200円〜撮影可能で、スタジオやモデルと独自に提携しているため低価格で写真を得ることが可能です。
Q
イメージカット写真とは?
+
A
イメージカットとは、商品の魅力やブランドの世界観を表現した商品写真です。SNSやECサイトなどで顧客を引きつけることに役立つでしょう。
Q
イメージカットの撮影に必要な機材は?
+
A
・一眼レフまたはスマホ ・三脚 ・ストロボ ・ディフューザー ・レフ板 ・アンブレラ ・撮影台 ・画像編集ソフト ・ライトスタンド ・背景紙 ・商品に添える小物
Q
イメージカットのおすすめの撮影方法は?
+
A
13種類のおすすめ撮影はこちらです。1.置き画・俯瞰写真 2.シーン・ライフスタイル背景写真 3.シチュエーション背景×モデルカット 4.屋外背景の写真 5.植物や果物を添えた写真 6.水を活用した写真 7.色つき背景写真 8.背景布を使った写真 9.大理石調の背景写真 10.複数商品のグループカット 11.モノクロの写真 12.黒系・暗い背景のイメージカット 13.特殊加工のイメージカット
Q
イメージカットの撮影手順は?
+
A
イメージカットの撮影手順は、①撮影機材を準備、②十分に自然光の入る場所にテーブルを設置、③テーブルの上に背景紙・布を置く、④商品を背景紙・布の上に置く、⑤ライティング(光の当て方)を決める、⑥カメラ・スマホを三脚にセット、⑦撮影、⑧レタッチして完成。