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【自宅で物撮り】8つの商品撮影アイデアと商品ジャンル別で撮り方のコツを解説

更新日:2023年10月16日

物撮りとは商品ブランドの販促に利用する商品写真を撮影することです。この記事では、おしゃれな物撮りをするための8つの撮影アイデアと撮り方のコツをまとめました。自宅での撮影スタジオの作り方からスマホとカメラの設定までイラストで解説しています。ワンランク上の画像を得るための商品ジャンル別の演出方法も紹介しています。

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物撮りとは?

物撮り(ぶつどり)とは、販売したい商品のマーケティングに利用する商品写真を撮影をすることです。マーケティングのために使われる写真なので「消費者の目にとまること」「消費者の購買意欲を湧かせること」「商品の情報を正しく伝えること」の3つが求められます。

物撮り・商品撮影の品質がより重要に

Justuno社による消費者調査によれば、オンラインの買い物客の93%が「見た目が購入の決め手になる」と回答しています。しかし、人間の脳が画像を処理する時間は、わずか13ミリ秒ともいわれているため、この一瞬で消費者の心を掴むような商品写真が必要です
近年、誰でもかんたんに商品を販売できるようになった反面、数ある商品から自社のブランドを消費者に選んでもらうために自社商品の魅力をユーザーへ届ける重要性が増しています

商品撮影アイデア8選

代表的な8つの物撮りのアイデアを紹介します。

1. 単品商品カット

物撮りの中でも最も一般的な撮影方法です。写真に1つの商品のみが写っています。ECサイトの商品ページでその商品の詳細を表現したい場合などに使われます。Amazonや楽天などECモールでは単品写真の白背景や白抜き画像が必須になっている場合もあります。(白背景カットの他の撮影例はこちら
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2. 集合商品カット

集合商品カットは、複数の商品をまとめてフレーム内に収める商品写真です。上記の参考画像のように同じ商品シリーズの色違いや、セット販売する製品などを並べて撮影します。商品のシリーズやブランド全体を表現できるのでSNSへの投稿や広告に適しています。
上記写真の(株)オークマ工塗のSPAZIO(スパッツィオ)は、日本を代表するデザイナーが手がけた高級感と親しみやい商品を表現した商品写真になっています。商品販売ページはこちら

3. イメージカット

イメージカットはブランドイメージや魅力をよりスタイリッシュに表現したい場合におすすめです。背景や小物、画像編集にこだわり、消費者を一瞬で惹き付けることに適しています。ECサイトのTOPページの最上部のバナーやSNS投稿、広告など幅広く使えるでしょう。(イメージカットの他の撮影例はこちら
イメージカットについては以下記事で詳しく解説しています。
【イメージカットの撮り方】インスタ映え撮影アイデア13選と商品別の物撮りポイント

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例えば、インテリアブランドFrancfrancのInstagramは背景を淡い色で統一、商品シリーズごとにまとめて撮影しブランドイメージを上手く表現しています。

4. シチュエーションカット

シチュエーション・ライフスタイルカットは、イメージカットの中でも背景をリビングやキッチン、屋外などで撮る物撮り方法です。消費者が日常生活の中でどのように使用できるかを想起するために適しています。商品詳細ページはもちろん、SNS投稿や広告など幅広く使えるでしょう。(シチュエーションカットの他の撮影例はこちら
株式会社シロクが運営するコスメブランドN organicは自然光×シチュエーションカットで体に優しいオーガニックイメージと日常の親しみやすさを表現している好例です。

5. モデル着用カット

モデル着用カットは、洋服やアクセサリーなどでよく使われる商品撮影手法です。洋服やアクセサリーは実際に着用したシルエットやサイズ感などが購入の決め手になるため、これらの商品を撮影する場合はおすすめです。ブランドイメージを伝えるためにシチュエーションカットとモデル撮影を組み合わせたり、商品の詳細を伝えるために白背景で撮影したり伝えたい内容によって背景などを変えると良いでしょう。(モデルカットの他の撮影例はこちら
D2CスニーカーブランドAllbirdsは、モデルの着用カットを上手く活用し商品の利用イメージ、世界観を表現しているので参考にしてみてください。
【モデル撮影】商品写真でモデルカットを撮るための5つヒント!モデルの見つけ方から撮影アイデアまで

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6. スケールカット

消費者はオンラインショッピング中に購入商品の実際のサイズを計れないことに不安を感じることが多いでしょう。商品説明の文章で商品の寸法が記載されていても、イメージしづらいのです。そのためスケールカットを使うことで、実際のサイズをより理解してもらいましょう。商品を手に持ったり他の日用品を横に置いたりすることで、ユーザーが持つサイズ感についての不安を解消できます。

7. 詳細カット

商品の柄やロゴ、小さな商品などクローズアップして撮影する方法(上部写真右)です。商品全体の写真(上部写真左)では表現できない商品の素材やデザインの特徴を強調することができます。この詳細カットはEC内の商品ページで商品単品カットと共に利用することをおすすめします。

8. パッケージカット

パッケージカットは、商品と共に箱や包装も一緒に撮影する方法です。商品ブランドを運営される多くの方々が商品のパッケージや包装にもこだわっているでしょう。実際におしゃれなパッケージが届くことを楽しみにしている消費者も多く、自社ブランドの細部までのこだわりを伝えられるはずです。

自宅での物撮りのコツと撮影手順

写真撮影初心者にとって、物撮りは敷居の高く感じると思います。ほとんどの方は、プロカメラマンのように撮影機材に数百万円もの投資はできないでしょう。
しかし、最近のiPhoneやPixelなどのスマホカメラと安価な画像編集ソフトを活用すれば十分、高品質な商品画像を得られます。身近な日用品や安価な道具を使って、自宅でDIYの物撮りスタジオを作るためのヒントと手順を紹介します。

撮りたい商品写真のイメージを作る

商品写真の演出を考える上で抑えておきたいポイントは以下の3つです。

1. 消費者の目にとまる 2. 消費者の購買意欲を湧かせる 3. 商品の情報を正しく伝える

ECで売上を伸ばすための商品写真については以下記事で詳しく解説しています。
売れる商品写真の撮影方法とは?ECの売上を成長させる11個の撮影ヒント

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自宅に商品撮影スタジオを作る

撮影スタジオを自作するために必要な道具はクラフト紙と机です。テーブルを壁に寄せ、そのテーブルの壁の上部にクラフト紙をテープで貼り、クラフト紙をそのまま垂らしてテーブルの上に乗せます。
ある程度予算があり今後も継続的に撮影を行う場合は、Amazonで撮影台を購入しても良いかも知れません。
また、家具などの大きな商品の場合は下の写真のような背景スタンドが必要になります。その場合、横幅1-2m、高さ2mほどのスペースが必要です。
イメージカットやシチュエーション撮影など、更におしゃれな背景の演出方法は以下記事を参考にしてください。
【背景でプロ級!】商品撮影・物撮りですぐ実践できる背景パターンと背景グッズを解説

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ライティングを考える

ライティングとは写真撮影時の光の当て方を指します。「どの光を」「商品の何処に」「どのくらいの強さで当てるか」によって写真の印象を変えることができます

自然光での撮影の特徴

自然光とは太陽光のことです。日当たりの良い場所があれば、特別な機材なしで撮影できます。
自然光で撮影した商品写真は柔らかい印象を与えられます。一方で、商品の輪郭やデザインを明瞭に写したい場合は不向きです。
自然光で撮る場合は、晴れた日の午前10:00~午後15:00の時間帯がおすすめです。

人工光での撮影の特徴

ストロボやLEDライトなどの人工照明を使って撮ります。商品全体を均一に明るくし、柄や輪郭、商品の細部をはっきりと表現できます。

照明機材は100円均一ショップで揃えられる

プロカメラマンが使う照明機材や反射板、ディフューザーは合計で数十万円近くするほど高額です。
そのため物撮り初心者の方は、100円均一ショップなどで売られるLED照明とPPシートで代替しましょう。以下画像にあるようなLEDライトで十分におしゃれなライティングをできるでしょう。
また、PPシートは少し白で曇りがかった透明な板・シートのことです。これらを光源の逆側に置き、光を反射させることで商品全体を撮れます。または光源と商品の間にPPシートを置くことで、光を弱めることもできます。(モノタロウでPPシートを購入

光の当て方は大きく3つ

光を照らす角度は、順光・逆光・サイド光の3つがあり、与えたい印象によって使い分けましょう。
順光:カメラの真後ろから光が来るポジションです。順光は全体の輪郭をはっきりさせる効果があり、風景がなどに適していますが、被写体をはっきり目立たせたい物撮りにはあまり適していません。
逆光・半逆光:順光とは真逆で光と向かい合わせの位置関係になります。半逆光は、斜め前から光があたっている状態をさします。輪郭がくっきりと際立つため、食品・衣類などの撮影に適しています。
サイド光:光源が真横に来るポジションです。陰影がはっきりするため、質感や立体感を表現するのに適しています。雑貨・小物などの撮影に最適です。

初心者におすすめ3つの商品セッティング

カメラ初心者でも使いやすい3つの写真構図を紹介します。構図についてより詳しく知りたい方は以下記事も参考にしてみてください。
【写真の構図おすすめ13選】スマホでもおしゃれに撮るための撮影ポイントを図解

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日の丸構図

日の丸構図は、被写体を画像の中心に置く構図です。
「被写体と他の小物は一定の距離を置く」「被写体が画面を占める割合で印象を変える(画面いっぱいに被写体を撮るとインパクトのあるダイナミックに、小さく撮ると可愛らしく控えめに表現できます)」「商品の輪郭を際立たせたいときには背景をぼかしてみる」の3つが日の丸構図を上手に撮るポイントです。

対角線構図(斜め構図)

写真の対角線上に被写体を配置する構図です。
閲覧者に奥行きや躍動感を印象付けられます。例えば、上記写真のように単調になりがちなシンプルなデザインの食器を2つの以上組み合わせて撮影したい場合などに、対角線構図を取り入れるとバランスよく見えるでしょう。

三分割法

プロのカメラマンもよく使う三分割法は、どんな商品でもバランス良くおしゃれに撮れる構図です。
多くのスマホやカメラにはグリッド機能があるため、その機能を使えば初心者でもかんたんに撮れるでしょう。上の写真のように、カメラのフレームを縦と横それぞれ三分割し、線の交差点に被写体や小物を配置します。

一眼レフカメラの設定

フラッシュ設定はオフ

自然光や人工光に合わせて調整しているので基本的にはフラッシュは不要です。

シャッタースピード

シャッタースピードとは、光を取り込むための時間を指します。この数値を下げると明瞭な写真を撮れます。ただし、その分手ブレの影響を受けやすくなるため、初心者の方は1/250秒ほどがおすすめです。

ISO感度

ISO感度を高くすると、暗い場所でも鮮明な写真を撮影できます。ただし、ISO感度を上げると写真にノイズが入りやすくなり、ボヤけた写真になります。まずはISO100~200ほどで始めると良いでしょう。

絞り値

絞りの数値は、ピントを合わせる範囲を指します。この数値が高いほど、光を取り込む量は少なくなります。物撮りの場合は、被写体にピントが集中するように絞って撮影する手法が一般的です。F11(状況に応じてF5,6~18)が良いと思います。

撮影距離

撮影するスペースによりますが30~90cmほどが適しています。

マクロレンズを利用

マクロレンズは接写に対応したレンズのことです。一般的には被写体サイズと等倍の撮影ができるレンズをマクロレンズといいます。必須ではありませんが、被写体に近づいて撮影できるため、製品の素材やわずかな凹凸まで表現ができるようになります。

スマホカメラの設定

グリッド機能を使う

グリットとは、撮影画面に表示される補助線です。この機能を使うと、まっすぐに撮影できたり、配置を確かめながら撮ることができます。

セルフタイマーをONに

ボタンを押してから一定の時間の後にシャッターを切る機能です。この機能を使うと手ブレを抑えることができます
スマホで撮る場合は、液晶をタップしたり横のボタンを押したりする必要がありますが、そのための身体の動きで写真がぶれてしまいます。タイマーを3秒ほどに設定して、この身体の動きの影響を抑制します。

フラッシュは使わない

スマホのフラッシュは商品の一部分のみを照らしてしまうため、物撮りには適しません。この設定はオフにしましょう。

HDRをオフにする

HDRとは、明るさが違う写真を合成することによって、きれいな写真を撮る機能のことです。商品本来の色味と変わってしまう場合があるため、物撮りの場合は使わないほうが良いでしょう。

フィルター機能は使わない

フィルターをかけて撮影してしまうと、色合いを変えられなくなってしまい写真を加工することが難しくなってしまうためおすすめできません。
写真を撮影した後に加工することができるので、撮影時はデフォルトの状態で撮影しましょう!

スマホで物撮りする際の構え方

スマホで商品撮影する場合は、スマホの持ち方に注意しましょう。脇を締め、両手でスマホを持つと写真がブレにくくなります。詳しくは以下の動画も参考にしてみてください。

スマホで物撮りする基本の構え

スマホで横向きで撮影する場合のおすすめの撮り方

スマホで縦向きで撮影する場合のおすすめの撮り方

イメージカットはポートレートモードでおしゃれに

ポートレートモードとは被写体以外をぼかして撮影する機能です。ほとんどのカメラやスマホに搭載されており、誰でもかんたんにおしゃれな写真を撮れます。特にイメージカットやシチュエーションカットでは、上の写真のように商品が目立ちながらもおしゃれな背景の写真を撮ることができるでしょう。

レタッチ・画像編集

レタッチとは、スマホやPCの画像編集ツールを使い、色の修正・不要なものの除去・明るさの調整などを行うことです。
最初は難しく感じるかも知れませんが、より一層商品写真の品質を高められます

レタッチのおすすめツール

Adobe Photoshop(上級)
Capture One(上級)
Adobe Lightroom(中級)
Canva(初級)
AI Image Enhancer(初級)
Cleanup.Pictures(初級)
Snapseed(初級)

おすすめ画像圧縮ツール

自社のECサイトに掲載するならば、画像のファイルサイズを落としWebページの読み込み速度も維持しましょう。ファイルサイズを落とすと画質は悪くなりますが、ページ自体の読み込みが遅いとユーザーの購入体験を著しく悪化させます。
がおすすめです。

商品ジャンル別おすすめ物撮り方法

ここまではどの商品にも共通する撮影方法を解説しました。この章では撮影したい商品ジャンル・アイテム別におすすめの撮り方を紹介します。

コスメ・化粧品

コスメ・化粧品の撮影は、商品で使っている素材・原材料や使った効果を想像してもらうためにイメージカットやモデルの利用シーン撮影がおすすめです。
商品の形状自体はシンプルなので、シンプルな背景よりカラフルな色や小物を取り入れた撮影で目を引く写真を撮ると良いと思います。(コスメの商品撮影事例はこちら
【コスメ・化粧品の撮り方】インスタ映えアイデア13選と自宅での撮影方法

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アパレル

洋服

洋服の撮影はハンガーやトルソーを使った撮影やモデル着用カット、置き撮りなど多様に渡ります。エンドユーザーに着用イメージを湧かせることが大切で、モデル着用と置き撮りを組み合わせた撮影がおすすめ
また洋服のシワを伸ばすなどの事前準備も必要になるため、事前の準備が写真の品質を分けるため注意してください。詳しくは以下記事も参考にしてみてください。(洋服の撮影事例はこちら
【アパレルの撮り方】5つの撮影スタイルとおしゃれな商品写真を撮る手順を紹介

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洋服を上手に撮影する方法!おすすめ撮影方法から撮影設定・ライティングまで

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靴・シューズ

靴は消費者に使って欲しいユースケースを写すと良いでしょう。例えば、運動靴ならランニング中、ヒールならデートやビジネスシーン、スニーカーなら街中での散歩シーンなどです。(靴の撮影事例はこちら
【靴の撮り方】インスタ映えアイデア21選と自宅での撮影方法!アイテム別でおすすめの撮り方も紹介

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かばん・バッグ

バッグの撮影は、デザインと機能性の両方を表現することが大切です。バッグを購入する際に、消費者が気になる容量やポケットの数、サイズ感などの撮り方について以下記事で詳しく解説しています。(バッグの撮影事例はこちら
【バッグ・かばんの撮り方】おしゃれな撮影アイデア13選と自宅での撮影方法を紹介!種類別の物撮りヒントも

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ジュエリー・アクセサリー

ジュエリー・アクセサリーの撮影は、モデルや着画キットを使った着用カットが必須です。商品自体がおしゃれため、小物を使ったインスタ映え写真も撮りやすいでしょう。
ただし、金属部分や宝石の輝きを美しく写すには高度なテクニックが必要です。以下記事で詳しく解説しているので、挑戦してみてください。(ジュエリー・アクセサリーの撮影事例はこちら
ジュエリーをきれいに撮影するためのポイント10個と撮り方アイデア5選

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【アクセサリーの撮り方】インスタ映えのための11のヒントと自宅での撮影方法&アイテム別撮影アイデア

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料理・食材

料理・食材の撮影はいかにシズル感(食欲を湧かせる)を出すかが重要です。
温かい料理であれば湯気を強調したり、冷たい飲み物であれば水しぶきをなどを撮影したりすると良いと思います。スマホでも料理用の撮影アプリは多いので手軽に撮影できるでしょう。(料理・食品の撮影事例はこちら
【料理の撮り方】インスタ映え撮影アイデア20選とスマホでの物撮り方法

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掲載先別の商品写真撮影の注意点

物撮り写真をECサイトやECモール、SNSに投稿するためには、それぞれのサイトが推奨する画像サイズや背景の色などの画像規約が存在するため注意しましょう。
各プラットフォームごとの画像サイズの規約は以下です。
掲載先推奨サイズ(各数値はpx、横×縦)
Amazon商品カテゴリによって異なる ※画像の最長辺は10,000px以下
楽天3840 × 3840以下
PayPayモール1,200 × 1,200 ※追加画像は幅1,250 × 高さ1,250
BASE1280 × 1280
STORES正方形:920 × 920、横長:924 × 664、縦長:920 × 1104
Shopify2048 × 2048
メルカリ720 × 720や640 ×640など正方形
Instagram縦長(推奨):1080×1350ピクセル、正方形:1080×1080、横長:1080×566ピクセル
その他の細かいルールは以下記事を参考にしてください。
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さらに良い商品写真を撮るには

最後にプロクオリティの物撮りをするため方法を紹介します。

撮影機材を揃える

・一眼レフ ・ストロボ ・ディフューザー ・レフ板 ・アンブレラ ・撮影台 ・三脚 ・有償の写真編集ソフト ・ライトスタンド ・白い背景紙 ・柄あり背景紙

といった撮影機材を揃えましょう。これらを揃えると「天候や時間を気にせず撮れる」「人工照明ならではの細やかな演出ができる」ことがメリットです。まずは三脚と1灯のストロボ、ディフューザー(光を柔らかくするための機材)とレフ板(明暗差を調整するための反射板)を揃えてみてはいかがでしょうか。

まずは三脚から購入しましょう

三脚で物撮りをするメリットとしては「手ブレの軽減」「同じアングルで何度も撮れる」「ピントをキープできる」「撮影者の腕の疲れを軽減」があります。同じアングルから異なる商品を何度も撮りたい場合は必須。スマホで撮る場合もスマホ用の三脚は100円均一ショップで売っているのでおすすめです。

プロの撮影会社に依頼をする(380円/枚〜)

手軽に早く高品質な商品写真が欲しいならば、商品撮影会社への依頼をおすすめします

・商品に適した構図や演出を提案してもらえる ・高性能なカメラや照明器具を使った撮影してもらえる ・商品に添える小物などが揃っている ・撮影専用のスタジオで撮ってもらえる ・モデルやハウススタジオのコーディネートをしてくれる

といったメリットがあります。
オンライン特化の商品撮影・物撮りサービスTORUNは高品質な撮影を低価格で提供しています!お気軽に無料見積もりをご依頼ください!(1枚380円〜)
以下記事で商品撮影代行サービスについて詳しく解説しています。
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動画で商品撮影のコツを解説

今回の記事を読んで、
「文章だとなかなか理解が難しい...」 「実際に撮影してみたけどなかなか上手くいかない...」
という方々に向けて、今回の内容を動画にまとめたのでぜひご覧ください!
実際の撮影事例を交えて撮影のコツを解説しているので、上記以外の方にもおすすめです。

その他物撮り関連情報

ウェビナーで学ぶ

よくあるご質問

Q

商品撮影代行会社を探す際の注意点は?

+

A

商品撮影代行会社の料金体系は商品の数や必要なカット数、撮影プランやモデルの有無などによって大きく変わるため、気になる会社を見つけたら見積もりを依頼しましょう。注意点としては、カメラマンの技術料や撮影環境の賃料が料金に含まれていない場合もあるので、事前に確認するのをおすすめします。

Q

商品撮影・物撮りの料金相場はいくらですか?

+

A

簡単な撮影であれば、1枚あたり500〜2,000円が大体の相場です。一方で、宝石の撮影やモデルの着用撮影、ハウススタジオを使う場合は+5,000〜30,000円ほど追加料金がかかる場合もあります。また、時間単価で支払う場合は1時間あたり10,000〜25,000円ほどが相場となっています。撮影内容、枚数、商品ジャンルによって価格は変わるので、まずは見積もり依頼をしましょう。

Q

物撮りとは何ですか?

+

A

物撮り(ぶつどり)とは、商品のマーケティングに利用する商品写真を撮影をすることです。マーケティングのために使われる写真ですので「消費者の目にとまること」「消費者の購買意欲を湧かせること」「商品の情報を正しく伝えること」が求められます。

Q

商品写真とは何ですか?

+

A

商品写真とは、商品ブランドの販促のために撮影し、ECやSNS上で使用する写真のことです。インターネット上以外にも紙の商品カタログやポスターなどにも使われます。

Q

商品撮影の種類は何がありますか?

+

A

1. 単品商品カット 2. 集合商品カット 3. イメージカット 4. シチュエーションカット 5. モデル着用カット 6. スケールカット 7. 詳細カット 8. パッケージカット とTORUNでは定義しています。

Q

どのように物撮りをすればいいですか?

+

A

①背景紙など撮影グッズを準備 ②自然光の入る場所にテーブルを設置 ③テーブルの上に背景紙を置く ④ライティング(光の当て方)を決める ⑤商品をセッティングする ⑥カメラ・スマホの三脚にセット ⑦撮影 ⑧レタッチして完成

Q

商品撮影・物撮りに必要な機材は?

+

A

商品撮影・物撮りには、カメラ、三脚、背景紙、照明(自然光でもOK)、レフ板、ディヒューザー、小物の7つが必要です。