「YoutubeやInstagramで料理動画を投稿したいけど、撮り方が分からない」そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないのでしょうか。この記事では、初心者さん向けに料理動画に必要な機材や撮影のポイントについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
今話題の「料理動画」って何?

最近、YoutubeやInstagramでよく見かけるようになった料理動画。
料理動画には、分かりやすく具体的な手順を紹介しているレシピ動画やおしゃれで雰囲気重視の料理動画、ネタ要素満載な料理動画などたくさんの種類があり、撮影方法や編集方法によって違いがみられます。
この記事では、初心者さんが料理動画を撮影するためのファーストステップとして、撮影に必要な機材や撮影のポイントについて分かりやすく簡潔に解説しています。
記事の最後には、料理動画を編集するための動画編集ツールもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください!
料理動画撮影のために必要な機材3選

まずはじめに、料理動画の撮影に必要となる機材についてご紹介します。
カメラ
料理動画を撮影するにあたって最も基本となる機材はカメラです。
初心者さんが料理動画を撮影する場合は、スマホのカメラで十分ですが、ワンランク上の高画質な動画を撮影したい場合は一眼レフを使いましょう。
三脚
料理動画の難しさは、料理をしながら動画撮影もしなければならない点にあります。
撮影者が複数人いれば、役割を分担することもできますが、一人で撮影する場合は、カメラのアングルを固定させるために三脚を使うことをおすすめします。
※スマホで撮影する場合は、三脚ではなく手持ちの一脚でも構いませんが、一眼レフの場合は、安定感のある三脚を使うようにしましょう。
照明
基本的に、料理動画はカメラと三脚さえあれば撮影することができますが、よりハイクオリティな料理動画を撮影したい場合や夜間に撮影したい場合には照明が必要不可欠です。
照明は影がでないようにフラットに光をあてるのが基本ですが、角度をつけることで、被写体を立体的に演出することもできます。
▼機材について詳しく知りたい方はこちらの記事へ
【自宅で物撮り】8つの商品撮影アイデアと商品ジャンル別で撮り方のコツを解説
料理動画撮影のポイント
次に、料理動画を撮影していく上で意識すべきポイントについてご紹介します。
ポイント① シズル感
シズル感を意識した料理動画とは、動画を見ている人の食欲を刺激するような音や映像が入った動画のことです。
例えば、ステーキの料理動画を撮りたい場合は、肉の焼けるジュージュー音や美味しそうな匂いがしそうな煙を入れることで、見る側の食欲を掻き立てることができます。
ポイント② アングル
料理動画を撮影する上で、アングルは非常に重要なポイントといえます。
そこで、今回は料理動画撮影で使えるアングルを2つご紹介します。
俯瞰撮影
俯瞰撮影(ふかんさつえい)とは、真上からのアングルのことで、Instagramで見かけるレシピ動画でよく使われています。
俯瞰撮影をする場合は、カメラ・三脚・照明に加え、「スライディングアーム」があると便利です。
スライディングアームとは、三脚のエレベーター部と雲台の間に取り付けて使用する接写用アームのことで、Amazonや楽天市場などで簡単に手に入れることができます。
接写
接写とは、被写体に近づいて撮影することを指します。
料理の工程で、細かい作業をするシーンや料理のポイントを解説したい時に、手元寄りのアングルで撮影することで、見る側にとって親切な料理動画となります。
料理動画の編集に使えるツール

最後に、初心者さん向けの無料で動画編集ツールをいくつかご紹介します。
iMovie
<メリット>
・iPhoneやiPadでも動画編集ができる
・操作が簡単
<デメリット>
・WindowsとAndroidでは使えない
・無料版は制限あり
Lightworks
<メリット>
・Windowsでも使える
・初心者でも使いやすい
<デメリット>
・無料版は制限あり
DaVinci Resolve(ダビンチ・リゾルブ)
<メリット>
・無料版でも高機能
・日本語に対応
<デメリット>
・高機能すぎて若干使いにくい
まとめ
今回は、料理動画を撮影したことがない初心者さん向けに、料理動画撮影に必要な機材からポイントまで詳しく解説しました。料理動画の撮影は一見難しそうに見えますが、必要な機材を用意し、ポイントを意識して撮影することで、誰でも簡単に魅力的な料理動画を撮ることができます。もし、一人でやってみて難しく感じた場合は、プロに頼むこともできるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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物撮り・商品撮影やEC運営に精通したスタッフが執筆!
【執筆・監修・顧問経歴】
・長谷川克己:有名インテリアショップのECやAmazon、楽天市場でのマーケティングを担当
・山田和伸:松濤スタジオを経て、カメラマン熊谷隆志へ師事後に独立