「美味しそうな料理写真を撮りたいけど、どうすればいいか分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、美味しそうな料理写真の撮り方を解説します。スマホでの撮影方法やインスタ映えするコツも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください!
売上がアップする料理写真とは
売上がアップする料理写真とは、見た人が思わず食べたい!と思うような写真のことです。
しかし、物撮りや商品撮影の経験がない方がいきなり消費者の目をひくような料理写真を撮影するのは難しいでしょう。
この記事では、ECサイトやSNS用に美味しそうな料理写真を撮りたい方に向けて、美味しそうな料理写真の撮り方を解説します。スマホでの撮影方法やインスタ映えするコツも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
料理写真の撮影に必要な機材
料理写真の撮影に必要な機材は以下の5つです。
・カメラ・スマホ
・三脚
・背景
・照明
・レフ板
一つずつ解説します。
カメラ・スマホ
高品質な料理写真を撮影したい場合は、一眼レフなどのカメラで撮影するのがおすすめです。
また、コストを抑えて料理写真を撮影したい場合は、スマホのカメラを使って撮影することもできます。
ただし、スマホで撮影する場合、古い機種だと画質や性能が落ちるので、なるべく最新の機種のものを使いましょう。
三脚
せっかく上手に写真を撮ることができても、写真がブレていると、美味しそうな料理写真は撮影できません。
そのため、スマホで撮影する場合も、手ブレ防止のために「三脚」を使うようにしましょう。
三脚を選ぶ際は、ある程度重さのあるものや高さを調整できるものを選ぶと良いです。
背景
初心者の方はシンプルな白の背景紙がおすすめです。
白の背景紙は、料理を目立たせることができ、簡単におしゃれな写真が撮影できます。
その他の背景パターンについては以下の記事を参考にしてみてください!
【保存版】物撮り・商品撮影の背景パターン15選|おすすめの背景グッズも紹介
照明
自然光が入る部屋で撮影する場合は、自然光で撮影することもできます。
自然光で撮影する際は、晴れの日の午前中〜15時に日当たりの良い窓のそばで撮影するのがポイントです。
自然光が入らない部屋で撮影する場合や夜間に撮影する場合は、LEDや蛍光灯などの照明を準備しておきましょう。
レフ板
よりハイクオリティな料理写真が撮りたい場合は、レフ板もあわせて準備しておくと良いです。
レフ板に光を反射させることで、ライトが当たっていない部分も明るくすることができ、料理全体が明るくなります。
美味しそうな料理写真の撮り方
ここからは、誰でも簡単にできる、美味しそうな料理写真の撮り方について解説します。
1. 撮りたい料理写真のイメージをする
まず、撮影前に撮りたい料理写真のイメージをしておきましょう。
インスタなどで事前に参考写真を探しておくと、撮影の方向性を決めやすいです。
また、
料理写真の撮影事例については
こちらにまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!
2. 背景や小物をセッティング
料理写真の撮影では、前述したようにシンプルな白背景で撮影するのがおすすめです。
ただし、白背景ではつまらないと感じる方は、ナチュラル感のある木目調や、高級感のある黒や大理石調の背景がおすすめです。
小物については、以下の3つがおすすめです。
3. ライティングを決める
続いて、撮影のライティングを決めます。
料理写真の撮影は自然光×逆光がおすすめ
料理写真の撮影は、自然光×逆光で撮影するのがおすすめです。
逆光は、被写体の後ろから光が当たっている状態で撮影することを指します。
逆光で撮影すると、被写体となる料理の表面に陰影ができ、輪郭がはっきりするだけでなく、食器にも光沢がでて美しく見えます。
また、逆光以外に以下のようなライティングもおすすめです。
・白背景で撮影する場合や料理を明るく撮影したい場合は、「順光(被写体の正面から光を当てる)」
・おしゃれで落ち着いた写真にしたい場合は、「半逆光(被写体の斜め後ろから光を当てる)」
4. アングルや構図を考える
まず、アングルは、斜め45度の角度で撮影するのがおすすめです。
理由としては、人が食事をする時に料理を見下ろす角度が45度のため、見た人に「目の前に料理があるような感覚」にさせることができるからです。
次に、料理写真におすすめの構図は以下の通りです。
・日の丸構図
料理を真ん中に配置。インパクトのある写真を撮影したい時におすすめ。
・三角構図
料理や小物を三角形になるように配置。料理にピントを合わせて撮影するのがポイント。
・対角線構図
対角線上に料理や小物を配置。奥行きのある写真に仕上がるのでおすすめ。
・置き画・俯瞰
料理を真上から撮影する。小物をバランスよく配置するとおしゃれな仕上がりに。
それぞれの構図については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
【保存版】写真を上手く撮るための構図15選|構図を活用するポイントもあわせて解説
【保存版】俯瞰写真の撮影方法とは?俯瞰写真の種類や撮り方のコツもあわせて解説
5. 撮影の際は「シズル感」を意識
シズル感とは、食欲や購買意欲を喚起するみずみずしさのある表現のことを指します。
例えば、
・ステーキであれば肉が焼けるジュージューと言う音
・レモンであれば口に入れたときの酸っぱい感覚
・味噌汁であれば体が温まる感触
・ビールならば疲れも吹き飛ぶようなのどごし
などが挙げられます。
撮影の際にシズル感を意識するだけで、美味しそうな料理写真を撮影できるので、ぜひ一度試してみてください!
インスタ映えする!料理写真の撮影アイデア18選
最後に、インスタ映えする!料理写真の撮影アイデア18選をご紹介します。
1. 置き画・俯瞰
置き画・俯瞰は、テーブルの上に料理と小物を並べ、真上から撮影する方法です。
大きなスペースや専用の機材が不要なため、誰でも自宅で簡単に撮影できます。
置き画については、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください!
【実例付き】置き画の撮影ノウハウ19選!プロ直伝のおしゃれな撮り方を徹底解説
2. 机の上に料理を並べて斜めから撮る
目立たせたい料理を手前にし、奥をぼかすことで、おしゃれな写真に仕上がります。
また、上の料理写真のように、自然光が入る場所で撮影すると料理や皿に影ができ、こなれ感が出るのでおすすめです。
おとなの週末 お取り寄せ倶楽部の
公式Instagramでは、斜めから撮った料理写真が多く掲載されているので、ぜひ参考にしてみてください!
3. 調理シーンのシチュエーション写真
シチュエーション・ライフスタイル写真は、実際のキッチンやダイニングで撮影した写真のことです。
料理写真の場合は、モデルを起用し調理シーンを撮影するのがおすすめです。
以下の動画では、調理シーンの撮影について解説しているので、ぜひチェックしてみてください!
4. 食事シーンのシチュエーション写真
調理シーンだけでなく、食事シーンのシチュエーション写真もおすすめです。
モデルの起用については、顔を映さない場合は、家族や友人にお願いしてモデルになってもらいましょう。
以下の記事では、モデルカットについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
【2024年】モデル撮影を成功させるには?モデルの探し方から料金相場まで解説
プロカメラマンによるモデルを使ったアルコール飲料の物撮り風景は以下動画を参考にしてみてください。
5. 冷蔵庫などで保管した写真
保管場所が決まっている料理・食品であれば、冷蔵庫に入れたり棚に置いて写真を撮影するのも良いでしょう。
6. 材料を添えた写真
料理・食品を撮影する際は、その材料を料理・食品に添えて撮影するのも良いでしょう。
食材は写真をより華やかに見せてくれます。また、どんな材料が使われているか一目で分かるので、消費者に安心感を与えることができます。
上記のような撮影方法(イメージカット)については、以下の記事で紹介しています。
【イメージカットの撮り方】インスタ映え撮影アイデア13選とアイテム別の撮影ポイント
7. 屋外で撮影した写真
屋外での撮影は、オーガニック食品やオーガニック食材を使った料理におすすめの撮影方法です。
屋内や屋外風の撮影風景は、以下の動画でご覧いただけるので、ぜひ参考にしてみてください!
8. ペアリング(飲み物やお酒)を添えた写真
料理に合う飲み物やお酒がある場合は、料理に添えて撮影するのもおすすめです。
上の写真では、ワインを注いでいる途中を撮影してインスタ映えした写真にしています。
9. イルミネーションライトで高級感を演出
デートやクリスマス向けの料理の場合、イルミネーションやロウソクの火などを背景にすると、おしゃれな演出になります。
10. 和を意識した写真
和風を印象づけたいならば、背景に竹を写すのも良いでしょう。
また、畳で撮影するのも、和のイメージを演出できるのでおすすめです。
11. 春をイメージした料理写真
ピンク系の背景に、桜の花を添えると、春らしさを演出できるのでおすすめです。
12. 節分をイメージした料理写真
豆や鬼のお面に、赤系の背景を使うと良いでしょう。
13. クリスマスをイメージした料理写真
松ぼっくりや針葉樹などを周囲に添えると良いでしょう。
14. 単品・白背景の写真
物撮りの中でも最も一般的な撮影方法です。白い背景で商品のみを写します。
Amazonや楽天などECモールでは単品写真の白背景や白抜き画像が必須になっており、ECで販売する場合は必須です。
白背景の単品カットは色味や形状がはっきりと分かる写真にしましょう。フタなどにより化粧品の中身が見えにくい商品の場合、フタを空けて中身が見えるように撮影します。
白抜き・白背景の写真とは?必要な機材や撮影手順、写真編集ツールまで徹底解説
15. 色つき背景の商品写真
ブランドイメージを表現したい場合、ブランドカラーを背景にしてみてはいかがでしょうか。
商品の柄や形状を細かく表現することには向きませんが、SNSなどでブランドイメージを訴求することに適しています。
ただし、青色などは食欲を減退させてしまうため、背景色として使わないようにしましょう。
16. 食材の集合写真
料理や食品を複数並べて撮影する方法です。
ランダム並べる方法と規則正しく並べる方法があり、ランダムな並び順の場合はポップさを、規則的に並べた商品写真の場合は高級感を演出できます。
17. 料理のパッケージ写真
料理・食品の場合、商品が入っているパッケージや包装と一緒に撮影するのもおすすめです。
18. 食材の断面の写真
ステーキやハンバーグなどを撮影する場合は、ナイフで断面を切り、溢れ出る肉汁を撮影するのも良いでしょう。
断面を撮影する際は、シズル感を意識して撮ると、より食欲をそそるような写真に仕上がります。
料理写真の撮影は「TORUN」にお任せ
この記事を読んでいる方の中には、
「自分ではなかなか上手く料理写真が撮影できない」
「そもそも撮影に割く時間がない」
とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そんな方にはオンライン特化型の商品撮影サービス「
TORUN」がおすすめです。
TORUNなら商品を発送するだけで、シズル感あふれる美味しそうな料理写真が気軽に入手可能!事前に担当者がヒアリングを実施し、プロのカメラマンが撮影を行うので、イメージ通りの高品質な商品写真が手に入ります。気になる方はお気軽に
無料見積もりをご依頼ください!
▼TORUNの紹介動画
▼料理写真の撮影事例
また、TORUNの
Instagramと
Xでは、割引情報や最新お役立ち情報を発信しているので、興味のある方はぜひフォローしてみてくださいね!
関連ウェビナー