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【料理の撮り方】インスタ映え撮影アイデア20選とスマホでの物撮り方法

更新日:2023年01月25日

料理のおしゃれな撮り方について解説します。インスタ映えのための20個の撮影アイデアと自宅で商品撮影するための手順をまとめました。プロのカメラマンも実践する物撮りテクニックやおすすめの小物も紹介しています。またおすすめの料理撮影会社や価格相場もご覧いただけます。

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料理・食品の撮影アイデア20選

物撮りのプロカメラマンがおすすめする料理・食品の撮影アイデアを紹介します。この記事に掲載しきれなかった料理・食品の撮影事例はこちらに掲載していますので合わせて見てみてください。

1. 俯瞰撮影・置き画

置き画・俯瞰写真は、料理の撮影においてメジャーな方法です。大きなスペースや機材が不要なため、自宅でかんたんに撮影できます。食事をする机の上に、複数の商品と商品に関連する小物(食器や箸など)を並べて上から撮影します。
南青山のレストランL'ASのInstagramは置き画を多く投稿しており参考になります。また、置き画については以下記事で更に詳しく解説しています。
【実例付き】置き画の撮影ノウハウ19選!プロ直伝のおしゃれな撮り方を徹底解説

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2. 机の上に料理を並べて斜めから撮る

目立たせたい料理を手前にし、奥をぼかすことでかんたんにおしゃれな写真になるでしょう。また上の写真のように自然光が入る場所で撮影すると料理や皿に影ができ、落ち着いた雰囲気になります。
大人の週末お取り寄せ倶楽部のInstagramは斜めからの商品撮影が多く参考になります。

3. 調理するシチュエーション写真

シチュエーション・ライフスタイル写真は、背景をキッチンやダイニングなどにして撮る方法です。消費者に日常生活の中でどのように料理を作るのか・食べるのかを想起させるために適しています。料理・食品の場合、キッチンやダイニングがおすすめです。
Globalkitchen Japanは調理中のシチュエーションカットによって、食材・調理器具を演出している好例です。
以下動画でスタジオなどで調理シーンなどの撮影を行う際の撮影現場を紹介しています。

4. モデルが食事するシチュエーション写真

人が料理を食べてもらう様子を撮影するシチュエーションカットもおすすめです。ECの場合、消費者は商品を購入前に実際に見れないため品質や出来栄えに不安を持つでしょう。そのため、モデルが実際に食事をしている写真を撮ってあげることで、消費者は出来栄えをイメージしやすいでしょう
モデルカットは1人で撮影するのは難しいため、知人やプロのモデルに依頼しましょう。モデル撮影については以下記事も参考にしてみてください。
【モデル撮影】商品写真でモデルカットを撮るための5つヒント!モデルの見つけ方から撮影アイデアまで

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プロカメラマンによるモデルを使ったアルコール飲料の物撮り風景は以下動画を参考にしてみてください。

5. 冷蔵庫等で保管した写真

保管方法が決まっている食材・食品であれば、冷蔵庫に入れたり容器に入れた写真も良いでしょう。写真で伝えることで、消費者は理解が深まるはずです。

6. 食品の原材料を添えた写真

食品や料理に独自の成分や栄養、原料が入っているならば、その原料を周囲に添えると素敵な写真が撮れます。植物や小物は写真を華やかに彩りますし、どんな成分が使われているのかを消費者に分かりやすく伝えられるでしょう。
【イメージカットの撮り方】インスタ映え撮影アイデア13選と商品別の物撮りポイント

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7. 屋外背景での写真

屋外・自然の背景は、オーガニック系の商品ブランドにおすすめの撮影方法です。爽やかさ・体に優しい・高品質を演出できるはずです。
屋内で屋外風の撮影風景は以下動画も参考にしてみてください。

8. ペアリング(飲み物やお酒)を添えた写真

撮影したい料理と一緒にワインや日本酒などペアリングで飲んで欲しい飲み物がある場合は、それらを横に添えて撮ると良いでしょう。上の写真では、ワインを注いでいる途中を撮影してインスタ映えした写真にしています。

9. 黒背景で食材の色を際立たせる

食材の新鮮さや色味をアピールしたい場合、黒い背景も良いです。食品部分のみに光を当てることで食材が綺麗に輝きます。
ミシュランガイドで星を獲得する高級レストランSioのInstagramでは黒背景を使って料理の美しさを表現しています。

10. イルミネーションライトで高級感を演出

デートやクリスマス向けの料理の場合、イルミネーションやロウソクの火などを背景にするとおしゃれな演出になります

11. 和を意識した写真

和風を印象づけたいならば、背景に竹を写すのも良いでしょう。他にも畳などでも和のイメージを演出できます。

12. 春をイメージした料理写真

ピンク系の背景に桜の花を添える写真デザインがおすすめです。

13. 節分をイメージした料理写真

豆や鬼のお面に、赤系の背景を使うと良いでしょう。

14. クリスマスをイメージした料理写真

冬や寒い地域の植物(松ぼっくりや針葉樹など)を周囲に添えると良いでしょう。

15. 単品・白背景コスメ単品写真

物撮りの中でも最も一般的な撮影方法です。白い背景で商品のみを写します。Amazonや楽天などECモールでは単品写真の白背景や白抜き画像が必須になっており、ECで販売する場合は必須でしょう。白背景の単品カットは色味や形状がはっきりと分かる写真にしましょう。フタなどにより化粧品の中身が見えにくい商品の場合、フタを空けて中身が見えるように撮影します。
白抜き・白背景の写真とは?必要な機材や撮影手順、写真編集ツールまで徹底解説

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16. 色つき背景の商品写真

ブランドイメージを表現したい場合、ブランドカラーを背景色にしてみてはいかがでしょうか。商品の柄や形状を細かく表現することには向きませんが、SNSなどでブランドイメージを訴求することに適しています。ただ、青色などは食欲を減退させてしまうため背景色として使わないように注意が必要です。
【背景でプロ級!】商品撮影・物撮りですぐ実践できる背景パターンと背景グッズを解説

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17. 食材の集合写真

料理や食品を複数並べて撮影する方法です。ランダム並べる方法と規則正しく並べる方法があり、ランダムな並び順の場合はポップさを、規則的に並べた商品写真の場合は高級感を演出できます。

18. 商品のパッケージ写真

パッケージカットは、商品となる食品と共に箱や包装も一緒に撮る方法です。料理・食品ブランドを運営する多くの方々が、商品を入れるパッケージや包装にもこだわっているでしょう。実際におしゃれなパッケージが届くことを楽しみにしている消費者も多く、自社ブランドの細部までのこだわりを伝えられるはずです。
パティスリー・サダハル・アオキはこだわりのパッケージも一緒に撮影している好例でしょう。

19. 中身を接写で撮る

ECで販売するならば、中身にどんなものが入っているのかを伝えましょう。具材の大きさや見栄えを気にする消費者の不安を解消できます。

20. 断面を撮る

ステーキやハンバーグなど断面が食欲をそそる食材の場合は、ナイフで切った断面を撮影するのも良いでしょう。
Mr.CHEESECAKEのInstagramはスプーンやナイフで切った断面をおしゃれに演出している好例です。

料理写真の撮影手順

この記事では料理、食材の物撮りにフォーカスして解説しますので、基本的な撮影知識や自宅での撮影スタジオの作り方は以下記事を参考にしてください。
【自宅で物撮り】8つの商品撮影アイデアと商品ジャンル別で撮り方のコツを解説

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料理写真はシズル感の演出を意識

シズル感とは、料理の写真を見た人がまるで実物の料理が目の前にあるように感じられるような写真のことです。
例えば、

・ステーキであれば肉が焼けるジュージューと言う音 ・レモンであれば口に入れたときの酸っぱい感覚 ・味噌汁であれば体が温まる感触 ・ビールならば疲れも吹き飛ぶようなのどごし

などです。

シズル感を演出するライティングを決める

ライティングとは、商品撮影時に被写体となる料理に当てる光のことです。大きく自然光と人工光に分かれ、更にそれぞれをどの方向から当てるかを考えます。

料理の物撮りは自然光×逆光がおすすめ

食品は光が被写体の裏側から当たっている逆光での撮影がおすすめです。上の写真のように、①被写体となる料理の表面に陰影ができること、②料理の輪郭がはっきりすること、③食器にも光沢が出ることの3つが理由です。
また物撮り初心者は、まずは自然光で撮影してみることをおすすめします。自然光であればお金もかかりませんし、自然光だけで十分にインスタ映えする写真を撮れるはずです。

順光での撮影

順光では、被写体の正面に光を当てて撮影します。物撮りでは最もよく使われる方法です。上の写真のように白背景や明るく商品を見せたい場合には順光を使うと良いでしょう。

半逆光

半逆光とは、被写体に斜め後ろから当たる光です。順光や逆光に落ち着いた雰囲気の商品写真になりやいでしょう。

撮影に慣れたら人工光も活用

ストロボやディフューザー、レフ板などの撮影機材を使います。これらを使いこなせれば、天候や時間帯に左右されずに理想のライティングで料理を撮れるでしょう。

構図を決める

代表的な3つの黄金パターンを紹介します。

三角構図

バランスが取れて安定感のある王道の構図の一つです。三品を利用して三角状に配置します。メインにピントを合わせて他をぼかしてみるという工夫をするとプロのような写真が取れます。

対角線構図

奥行き感を出すのに適しており、バランス感のある構図です。二品を対角線上に配置します。茹でる前のパスタなど長細い食品で使いやすいです。

日の丸構図

日の丸の旗のように、写真の中央に食品を配置する方法です。盛りつけた完成イメージを正確に伝えるという特徴があります。丼ものや麺類など大型の食器を使う一品料理には最適です。

C字型の配置

料理をアップして撮る場合は、アルファベットの「C」のようにお皿を配置するとおしゃれに見えます。上の写真のように、皿を写真のフレームからはみ出すようにし、皿の外周部分でCを描きます。
料理の盛り付けが強調されるので、ケーキ、パスタの他に、大皿乗せるような前菜料理などで使うと効果的です。気軽に試せるので一度実践してみてください。
他の構図については以下記事で解説しています。
【写真の構図おすすめ13選】スマホでもおしゃれに撮るための撮影ポイントを図解

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撮影アングルを決める

斜め45度での撮影が基本

料理の物撮りにおいては、斜め45度での撮影が最も基本です。人が食事をするときに、テーブルに置かれた皿を見下ろす角度も45度のため人が見慣れているからです。

背景や小物を選ぶ

料理の撮影で特有の食器や調理器具などを中心に紹介します。

テーブルクロス

テーブルクロスの上に料理を入れた食器を置くだけで、見栄えの良い写真になります。白系色なら明るい印象、暖色系はアットホームな雰囲気になります。

食器

食器は黒や茶色といったダーク系の色が料理を引き立てます。カジュアルな雰囲気を出したいならば、木目調の器も良いでしょう。イタリアンなどでは白色などの盛り付け皿もおしゃれ感を出してくれるでしょう。複数の食器を使う場合には色味やデザイン、素材を統一するとこなれた感じが出るのでおすすめです。

卓上のグリーン・花

緑の植物や花を足すと、違った雰囲気の写真に変わります。高級レストランで飾られているような、一輪挿しに生花などを飾ると良いかもしれません。あくまで料理が主役のため、さり気なく飾ることがコツです。

料理撮影のプロへの依頼もおすすめ

ここまでのテクニックを習得すれば、かなり写真の出来栄えはよくなるでしょう。ただ、冒頭でも説明したように食品は瞬間で表情が変わってしまうほか、温度や湿度の調整なども含めて本当に難しくて奥が深いものです。
そこで店舗などで調理したところへ、プロカメラマンに来てもらう方法や、食品の見本を先方に送って撮影を代行してもらう方法などがあります。

料金相場

カメラマンの出張は2~5万円程度が相場です。調理するメニューの数がさほど多くなければ、セッティングから撮影まで3時間程度というのが基本的な流れと言えるでしょう。一方、調理が不要で食品の物撮りだけを依頼したいという場合には、1点につき1000円前後+郵送料で立ち合いなども不要で撮影してくれるものもあります。

TORUNがおすすめ

TORUNはオンラインに特化した撮影代行およびクリエイティブ制作支援サービスです。わずか3分で見積りが依頼できる上に、オンラインでの撮影に特化しているので、1枚からでも依頼できます。撮影を担当するのは経験豊富なプロのカメラマンが在籍しており高品質な写真を格安価格で利用できます。
またTORUNのInstagramTwitterでは割引情報や最新お役立ち情報を発信しているのでぜひフォローしてみてくださいね!

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よくあるご質問

Q

料理撮影におすすめの商品撮影会社は?

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A

料理の撮影なら、オンライン商品撮影サービス「TORUN」がおすすめです。TORUNなら、商品を送るだけであとは全てオンラインで完結!普段の業務が忙しく、商品撮影に割く時間がない方でも安心してご依頼いただけます。

Q

料理撮影に必要な機材は?

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A

料理撮影に必要な機材は、カメラ、三脚、背景紙、照明(自然光でもOK)、レフ板、ディヒューザー、小物の7つです。

Q

料理撮影におすすめの構図は?

+

A

料理撮影には、置き画・俯瞰や斜めからの撮影がおすすめです。

Q

料理のシチュエーション写真とは?

+

A

料理のシチュエーションル写真とは、背景をキッチンやダイニングなどにして撮影した写真のことです。

Q

料理撮影のポイントは?

+

A

料理撮影のポイントは「シズル感」を意識することです。シズル感のある写真とは、料理の写真を見た人がまるで実物の料理が目の前にあるように感じられる写真のことです。