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【背景でプロ級!】商品撮影・物撮りですぐ実践できる背景パターンと背景グッズを解説

更新日:2023年01月25日

物撮りの大切な要素である背景について解説します。商品写真の大部分を占めるのは背景であり写真の品質に大きく影響します。おすすめの背景パターンとそれを表現するための背景グッズを紹介します。一般的な背景紙はもちろん、背景布やホームセンターや100均などで購入できるグッズも紹介しています。

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物撮りとは

物撮り(ぶつどり)とは、販売したい商品のマーケティングに利用する商品写真を撮影をすることです。ECサイトやフリマアプリ、インスタグラムで掲載されている商品画像の撮影はすべて物撮りの一種です。
物撮りの基本については、こちらの記事を参考にしてください。
【自宅で物撮り】8つの商品撮影アイデアと商品ジャンル別で撮り方のコツを解説

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物撮りにおいて背景はとても重要

物撮りで背景が重要な理由としては、商品写真において写真の面積の大部分を占めるのは背景だからです。商品自体を綺麗に撮影できたとしても、背景が雑だと商品の魅力を伝えきれません。
また、背景は商品のブランドイメージを表現する大切な要素です。例えば、高級感のある商品が段ボールの上に置かれた写真を考えてみてください。この場合、メインじゃない背景の段ボールにイメージが操作されてしまい、商品が高級感を伝えることが困難になってしまいます。このように背景には商品を目立たせるだけでなく、写真のイメージに関わる重要な要素であるといえます。
しかし、一括りに背景と言っても背景によって持っているイメージが異なります。そこでここからは背景のもつイメージと、撮りたい物別でおすすめの背景を紹介していきます。

物撮り・商品撮影におすすめの背景スタイル

自宅での撮影で活躍する背景を紹介していきます。色々な商品の物撮りに使えるので、5種類以上そろえておくと、背景選びの悩みがほぼなくなるでしょう。商品のジャンルや表現したいメッセージに合わせて選ぶ楽しみもあります。また同じ商品を異なる背景で撮影すると印象が全く異なることに驚くことも多いはずです。異なるジャンルの背景をそろえてみましょう。

無地の白背景

白の無地の背景は物撮りをするならば必須アイテムです。商品の輪郭や特徴、色や素材をはっきりと表現できます。Amazonや楽天などでは白背景の商品画像が必須な場合もあるので、ECモールに出品する場合は少なくとも1枚は必要になります。
自宅の壁は一見、白に見えますが、写真で撮ってみるとアイボリー色に見えたり、エンボス加工が目立ちます。ゆえに、白背景の商品写真が必要な場合は、真っ白の背景紙を使って撮影しましょう。
主な撮影商品:全ジャンルの商品
期待できる効果:商品の特徴が細かい部分まで表現できる
白抜き・白背景の写真とは?必要な機材や撮影手順、写真編集ツールまで徹底解説

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シンプルな色つき背景

色のついた背景紙を使う場合、商品自体と同系色または補色となる色の背景がおすすめです。原色の強い色を使うと背景の主張が強くなりがちですが、カメラの設定を明るく(シャッタースピードを遅くするか絞り値を小さくする)して撮影するとパステル調の色に変わるため柔らかい印象になります。
カラーコーディネートの知識やセンスで、適切な色を選ぶとおしゃれさがぐっと増すはずです。いくつかの色の壁紙で撮影しカラーバリエーションをアップするのも良いかもしれません。
与えたい印象による色の使い分けは以下を参考にしてください。

・ホワイト:清潔感、ミニマル ・アイボリー:やわらかい、優しい ・グリーン:自然、清潔感 ・レッド:情熱、華やか ・クリーム:あたたかい、落ち着き ・ブルー:アクティブ、爽やか ・ブラック:フォーマル、重厚感

複数色を組み合わせた背景

複数の背景紙を組み合わせて、2色以上の背景を演出します。色を多くしすぎると見栄えが悪くなるため、最大でも3色ほどに抑えるとよいでしょう。
ブランドイメージや商品デザインが複数色で構成されている場合、それぞれに同じよう色を使うとまとまりが出つつブランドイメージを表現できます。
主な撮影商品:コスメやブランドイメージを表現したい商品
期待できる効果:おしゃれさを演出、ブランドイメージを表現

タイル調

タイルを模した壁紙も定番で常に人気があります。本物のタイルをわざわざ用意しなくても、壁紙を使うだけで洋風でモダンな雰囲気を演出できます。
タイルは洗面台やバスルームをイメージさせるので、朝または夜のプライベートな空間という印象を自然にいだかせる効果があります。したがって、化粧品や朝の身だしなみに関わる商品などのメッセージを伝えるには効果的な演出と言えるでしょう。
主な撮影商品:化粧品、オーラルケア、バス用品、アクセサリーなど
期待できる効果:プライベートなイメージ、落ち着いた様子

レンガ調

レンガを模した壁紙も定番で常に人気があります。本物のタイルをわざわざ用意しなくても、壁紙を使うだけで洋風でモダンな雰囲気を演出できます。
主な撮影商品:化粧品、オーラルケア、バス用品、アクセサリーなど
期待できる効果:プライベートなイメージ、落ち着いた様子

大理石調

大理石は高級感をPRしたいときに効果的な背景です。日本で自宅の床材に大理石を使っているという家はほとんどないのではないでしょうか。高級な外資系のホテルというイメージがありますよね。これも紙に印刷された大理石なら、敷いたりしまったりもお手軽にできます。お出かけ、特別な日に使うアイテムに利用すると特に効果的になるでしょう。
主な撮影商品:ジュエリー、婦人靴、バッグ、ビジネス用品
期待できる効果:高級感、大人、豪華さ

木目調

木目調の背景は、紙に印刷されたものと、木材そのものを設置する場合とがあります。塗装や光沢の有無などによって、同じ木目でも与える印象が大きく異なります。アウトドア、ガーデニング、ファミリー、休日など落ち着いた木目調がイメージできるものは様々あります。またホームメイド、手作りなどのキーワードも当てはまります。
活動的な気持ちにする効果があり、それでいてあまり主張が控え目なので使い勝手のいい1枚と言えるでしょう。
主な撮影商品:アウトドア、ガーデニング、生活小物、雑貨、DIYなど
期待できる効果:活発・快活な様子、アットホーム、手作り

コンクリート調

コンクリートの壁紙は、くすんで落ち着いた色味のため、主役の商品を引き立たせてくれます。洋服や靴を屋外で撮影する際には定番の背景で、男性、女性問わずモデルの表情や雰囲気も高めてくれるでしょう。
自宅に壁紙としてそろえて置きたいほか、自宅近所の公民館、学校などでコンクリートの壁がある場所を知っておくと撮影に使えるかもしれません。私有地などは撮影許可が必要な場合もありますので注意。コンクリート柄は種類や色も多いので、お気に入りのものを見つけてください。
主な撮影商品:アパレル、ビジネス、ストリートなど
期待できる効果:都会的、落ち着いた雰囲気

英字新聞

英字新聞は、安く入手できるうえに背景の中の小物としても使えるので演出の幅が広がります。知的な雰囲気や洋風なイメージをもたらすのはもちろんのこと、画面上のアクセントという点でも有効です。
文字ばかりでなく、人物や風景の写真が載っている欄を使うと、背景の中にもメリハリができます。また新聞紙そのものが着色されていることがあるので、色のトーンを変えるときにも使えます。ただ、使い方を誤ると、わざとらしい写真になってしまうため、使用の難易度はやや高いと言えるでしょう。
主な撮影商品:食品、生活雑貨、本、ビジネス、洋服など
期待できる効果:知的、にぎやか、朝、生活感

コットン

コットンのような大きな布地はとても便利です。背景に写したくないものを全て隠せるので重宝します。天井が吊るすと、まるでスタジオのような雰囲気に様変わりします。紙素材と決定的に異なるのは、たわみやシワで背景の表情を変えられることです。
少し「あそび」を持たせると優雅で落ち着いた雰囲気になり、ピンと張りつめた緊張感を生み出す方法もあります。大型の布の代わりにベッド用のシーツなどでも代用できますが、折ジワはアイロンで伸ばすなどの準備は必要です。
主な撮影商品:家具、食品、小物、本、化粧品、ハンドメイド品
期待できる効果:インドア、ファミリー、夜、落ち着き

人工芝

人工芝を敷くと、スポーティな雰囲気になります。自宅の中にもかかわらず、広大な公園の大自然で撮影したような印象を与えて、アウトドア、レジャーというイメージを持たせるでしょう。たとえ天候が悪くても、屋外写真が撮れるのはいいですね。
緑地なので、赤系の商品を引き立てるというメリットもあります。なお照明は、太陽光の色温度に近い赤色がかったセッティングがおすすめです。白色のLEDを使用する場合にはLEDの色またはフィルムで調整しましょう。
主な撮影商品:スポーツ用品、子供服、おもちゃ、キャンプグッズなど
期待できる効果:元気、活発、明るい

ライフスタイル・シチュエーション背景

ハウススタジオや自宅の部屋を背景にする方法もおすすめです。消費者に自身が利用するイメージを想起させることができます。自宅であれば特殊なグッズも不要です。
一方で背景の情報量が多いので、被写体の商品が目立たなくなる可能性もあります。そのため、スマホカメラの撮影設定をポートレートモードにして背景をぼやかしたり、背景にあまり物が映らないように片付けたりしましょう。
主な撮影商品:様々な商品が対象
期待できる効果:消費者に商品の利用イメージを想起させる

デジタル画像を使った背景

PCのディスプレイと鏡だけを使ったおしゃれな撮影は以下動画で解説しました。
主な撮影商品:コスメ、アクセサリーなど
期待できる効果:独特、スタイリッシュ

アクリル板

物撮りで活躍するアクリル板には、大きく2種類あります。1つめは色と光沢があり、被写体を反射させて使うパターンです。被写体そのものに注目を集めるとともに、未来的、機械的な印象を与えるでしょう。フィギュア人形のように立体的に見せたいものを置くと効果的です。
もう1つは、透明なもの。これは、被写体を浮かせて撮影するパターンに使用します。背景と距離が生まれるので、被写体にだけピントを合わせるなどの演出が可能です。
色付きのアクリル板では被写体のみを撮影するのと対照的に、透明のものを使うときは布地や小物などをセットすることが多いでしょう。

物撮り

背景紙

王道の物撮り背景といえば「紙」です。紙の上で撮影することで被写体の商品をしっかりと伝えることができます。そのためECサイトやフリーマーケットサイトでよく活用されています。
ネットでも購入可能で「バック紙」と検索するとさまざまな色がでてきます。商品の雰囲気にあった色を選択することでイメージ通りの撮影ができるかもしれません。後ほど説明していますが、もし特にこだわりの色がない場合は白色を選択しておくとこをおすすめします。
また、コピー用紙などのお家にあるものでも代用可能です。これならお手軽に導入できるのでおすすめです。紙をバックにする撮影は王道だからこそ、プチプラの小物から高級感のある商品まで雰囲気を壊すことなくどんなものでも撮影可能です。ただ難点として水気のあるものの撮影には向いていません。

背景布

布の場合、アクセサリーや化粧品など高級感や上品さを出したい時にぴったりです。また、布を置く際にひだのように置くことで柔らかい雰囲気の商品にもベストマッチします。
また、気軽に入手可能な点も特徴です。新しく購入しなくとも、ベッドシーツやカーテンなどを活用すれば撮影も可能です。しかし、管理も簡単なのでおすすめですが、物によってはシワがついてしまうものもあり、アイロンなどをかける必要もあるので注意が必要です。また、紙と同様に水気のある撮影はあまり向いていないかもしれません。

リメイクシート

リメイクシートとは100均やホームセンターなどで購入可能な、本来はDIYや模様替えなどで利用される貼り付け可能なシートです。裏側が粘着テープになっていますが、台紙を剥がさなければシートのまま背景として活用できます。リメイクシートを使ったときにおすすめなのは、世界観を出したいものを撮るときの商品です。
リメイクシートにはさまざまな種類の模様があります。しかもどれも低価格で購入可能です。大理石の柄には、水回りのイメージもあるから、石鹸の背景に。木目調の柄ならオーガニックなイメージだから、ナチュラルアイテムに…といった感じで目的に沿った背景が選択できます。
ただし、お手軽に導入できる100均のリメイクシートは「30cm×80cm」など大きさに制限があるので小物の撮影に向いています。また、おすすめはダンボールや厚紙などにリメイクシートを貼り付けて使用することで、橋が捲れたり、扱いづらさもなくなるので、貼り付けて使うことをお勧めします。

PVCシート

あまり聞き馴染みのない人も多いかもしれませんが、PVCシートはとっても扱いやすくておすすめです。ちなみにPVCシートとは『ポリ塩化ビニル』というプラスチック素材でできたシートのことです。
PVCシートを背景にすることが最適な商品は紙とほとんど同じです。どんな商品でも大抵のものは雰囲気を壊すことなく撮影可能です。
紙との大きな差としては水々しい商品でも撮影可能なことです。紙では水滴などがあるとシミになってしまい、撮影したいイメージ通りに撮ることは難しいですが、PVCシートであれば水滴は弾くので、シミになることなく水々しい雰囲気の撮影が可能です。また、比較的しっかりした素材のものが多いので扱いやすくとてもおすすめです。費用としてもそこまで高額なものでもないので物撮りを普段から行っている人は導入することをおすすめします。

撮影ボックス

撮影ボックスは小物かつ、ECサイト用に撮影する場合に最適です。撮影ボックスを導入すれば、ライティングで悩むことも一気にへる上に背景で悩む必要もありません。さらに、天候や時間帯に影響を受けることなく撮影が可能です。
また、複数の色で展開している商品を撮影する場合に、撮影ボックス以外の撮影の場合外の明るさや、照明の位置関係を同じ条件に揃えなければ統一感のある撮影ができませんが、撮影ボックスで撮影する場合は同じ条件下でいつでも撮影することが可能なのでそういった商品を撮影したい方などにもぴったりと言えるでしょう。
ただし、注意点としては、撮影ボックスでの撮影はボックスの大きさ以上のものは不可能であるため、撮影できる商品の大きさに制限がある点と背景布などの他の背景に比べ、保管するためのスペースが必要となるため、一度の利用のためや、大きなものを撮影する場合などには向いていないかもしれません。

背景グッズの購入

背景紙は割とどこでも手に入りますが、まずは100円ショップに行ってみましょう。実際に手に取り、大きさや質感を確認して購入してみるとよいでしょう。

100均のラッピングペーパー売り場

100円ショップのラッピングペーパー、包装紙の売り場に向かいましょう。どれも小物の撮影背景としては十分な大きさがあるはずですし、種類も多いので色々と購入し試してみることをおすすめします。

その他の購入手段

amazonや楽天などでも購入できます。「撮影 壁紙」「背景紙」などのキーワードで検索をしてみましょう。色々な柄の製品があるはずです。

プロのカメラマンに頼む

ここまでご自身で背景を選び、撮影する方法について紹介しきました。一方で、本気でワンランク上の撮影をするならプロのカメラマンに依頼するのも一つの手です。
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物撮り初心者ならまずは無地の白から

これまで物撮りにおけるおすすめの背景について紹介してきましたが、物撮り初心者の場合は、特にこだわりががない場合は白背景でまず撮影してみましょう。

一人でも明るく撮影することができる

通常、商品撮影では商品を明るく写すためにレフ板を仕様します。しかし、初心者のカメラマンが撮影する場合、一人でだとレフ板を扱うことに苦しむことが多いです。しかし、白い背景にすることでその背景自体がレフ板のような全体を明るくする役割を果たしてくれるでしょう。

ECモールでは白い背景の商品画像が必須の場合も

Amazonや楽天市場、ヤフーショッピングなどのECモールでは白い背景を商品画像の規約にしている場合が多いため、今後ECモールに出品の可能性があるなら背景を白にしておくと安心です。
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よくあるご質問

Q

おすすめの物撮り・商品撮影代行会社は?

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Q

そもそも物撮りとは?

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A

物撮りとは、販売したい商品のマーケティングに利用する商品写真を撮影をすることです。

Q

物撮りでなぜ背景は重要?

+

A

物撮りで背景が重要な理由としては、商品写真において写真の面積の大部分を占めるのは背景だからです。商品自体を綺麗を撮影できたとしても、背景が雑だと商品の魅力を伝えきれません。

Q

物撮り・商品撮影におすすめの背景は?

+

A

物撮り・商品撮影におすすめの背景は、無地の白背景、シンプルな色つき背景、複数色を組み合わせた背景、タイル調、レンガ調、大理石調、木目調、コンクリート調、英字新聞、コットン、人工芝、 ライフスタイル、シチュエーション背景、デジタル画像を使った背景、アクリル板などです。

Q

物撮り・商品撮影におすすめの背景グッズは?

+

A

物撮り・商品撮影におすすめの背景グッズとしては、背景紙 、背景布、リメイクシート、PVCシート、撮影ボックスが挙げられます。